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Nakagirishimakabe

​-中霧島壁-

「中霧島壁」(なかぎりしまかべ)は、火山灰・シラスの珪酸質成分を主成分として、100%自然素材のみを用いて開発された内装用仕上げ材です。 本品は特に良質のシラスを産出する霧島山麓・中霧島地区から最も左官壁に適したものを選び、素材の風合いを活かし精製加工いたしました。化学物質、ホルムアルデヒドを全く出しません。

新築はもちろん、リフォームでもご利用いただけますので、シックハウス診断士補(二級)のスタッフが最適なご提案をさせていただきます。

中霧島壁

The Reason

​-中霧島壁をすすめる訳-

中霧島壁に出会ったのは今から10年以上前です。私が建築士会の全国大会IN宮崎に出席したときの事です。その時に、展示ブースの一つに中霧島の製造メーカーの㈱高千穂さんが出展され、左官職人さんによる実演がされていました。
その当時は、シックハウス症候群・化学物質過敏症などが発症し、自然素材としての『珪藻土』がクローズアップされた時代でいろんな製造メーカーが『珪藻土』と名の付く自然素材の材料を出していました。しかし、当社はまだ『珪藻土』を使っていませんでした。先代が左官職人だったので、採用に慎重になっているということでもありました。
どれだけ良いのか?どのメーカーの物が良いのか?初めて中霧島壁を見たときは、良いとはわかっても、品質や施工性・販売金額などいろんな疑問点がありました。その後、会社に戻り先代にパンフレットなどを見てもらい、勉強会に行って報告をし、これなら大丈夫という判断の元、採用することになりました。
私自身一番この材料に惚れ込んだ理由は、『開発段階での考え』でした。
『建材は食材』という思考を持って、化学物質を一切使わないという自らのこだわりが、開発を困難にし、その問題を解決に結んだ『食品に学ぶ』と言う新しい発想でした。
『舐めても吸っても安全な物は、食品』という発想。全くの同感です。
もちろん、最近では食品の安全が疑問視されている時代ですが、建築の安全も生産者が見え、尚且つ化学物質を使用しない安全なものでなければならないと思います。
また、シラス建材の生産方法もすばらしいものです。宮崎県中霧島地区にある工場で生産されていますが、生産力をUPするために大規模工場を建設するのではなく、地元の農家のみなさんにシラス建材の生産をお願いする「新二毛作の会」を発足し、故郷の風景を守っています。
本当にすばらしい商材に出会えました。人として、建築に携わる人間として環境を守っていかなければいけない義務があります。その中の一つとして中霧島を使用することで守ることができるのではないかと思っています。親として、子供に残してあげなければいけない環境があります。便利という事だけで破壊してきたものを取り戻すには、壊してきた時間の倍以上の時間と労力がかかるかも知れません。
しかし、小さなことから、できることからやっていかないと何も変わりません。
私達は、今後も使用する商材はきちんと見て確認し、判断してお客様に勧めていきたいと思います。

Color Variations

​-新たにヒューマンカラー10色を加え、全28色からお選びいただけます-

人間の本能的な色の基準は、生命の営みのみならず、心地良さや美しいと感じる美の基準でもあると考えられます。
この人間の美の基準として地球上に存在する自然の色を体系づけたのが「ヒューマンカラー理論」です。
“中霧島壁モダンスタイル”として、ヒューマンカラーの中から、和風・洋風の境界のないシンプルで上質なベストカラー10色を新たに展開します。

|カラーバリュー

|テクスチュア

Construction Examples I

​-清風荘様 客室内装リフォーム-

<つきみそう>

|改修内容

壁:中霧島ライト・ビオセラ使用。ベットスペースと洗面カウンター部分のおはじき貼りは若女将姉妹にして頂きました。

​トイレ:既存がなかったので、新しく作りました。

<りんどう>

|改修内容

壁:中霧島ライト使用

畳:琉球畳(ピンク)

建具:トイレ建具には切り絵(当社作成)を挿入。障子は若女将姉妹デザイン

トイレ:狭いトイレなので、コーナー付きのトイレにしました。

Construction Examples II

​-リフォーム事例 大分県別府市-

|工事内容

中庭に面したリビングの窓を全開放の木製建具とし、屋内外共にシラス壁で仕上げていただきました。中庭を設けることで、外とつながる、広がりあるリビングとなり、中庭とリビングが連続した一体的な空間となっています。屋内の仕上げのほとんどを、薩摩中霧島壁、リフレシュールと杉材で仕上げていただき、見た目だけでなく温湿度環境的にも居心地の良い空間を実現されています。

Construction Examples III

​-リフォーム事例 A様邸 静岡県藤枝市-

|工事内容

シラス壁が使われているリビングは、A様家族のくつろぎの空間。薩摩中霧島壁(SN-11)が、ソフトヘアライン仕上げで施工されています。シラス壁の色調、パイン材の床、大きな窓からの日差しの組み合わせで、室内は明るいイメージ。天井高は2.2メートルながら、部分的に吹き抜けになっているため開放感も抜群です。

Natural Materials

​-シラス壁が持つ特殊性が快適な住空間を生み出します-

|問題と解決

<問題>

​ペット大好き!
でも部屋が臭くなるのはね・・・

<解決>

→ビックリ消臭機能
タバコやペット臭に対応。
ホルムアルデヒドにも対応。

2匹の犬

■消臭機能:室内にこもるイヤなニオイをすっきりスピード消臭

シラス壁は、気になる生活臭、アルコール臭の他、加齢臭の原因物質といわれるノネナールといった様々なニオイを吸収。シラス粒子に吸着したニオイ成分は再放出されることもありません。しかも消臭スピードが早く、タバコのニオイ、ペット特有のアンモニア臭は約30分で消臭。ノネナールのニオイも60分で90%以下に。

アンモニア消臭性能
アセトアルデヒド消臭性能
ホルムアルデヒド消臭性能
メチルメルカプタン消臭性能
子供が小さいから、
シックハウスが心配で・・・
→シックハウスの不安にバイバイ!
化学物質ゼロの安心感
砂

■100%自然素材

高度経済成長時、安くて・早くて・簡単に出来る新建材が出回り、シックハウスなどの健康被害が問題となっていました。そのような背景があり、昭和49年から工務店を営んでいた弊社の社長は“満足できるものがないならば、自分たちの手でつくろう“と、デザイナー、一級建築士、職人(左官)が三位一体となって創り上げた100%自然素材の壁材です。たぐいまれな天然資源であるシラスの特性を最大限に引き出し、これほど高機能な建材にできたのも、100%自然素材への拘りがあってこそ。高千穂シラスのシラス壁は、その空間で過ごす人のことを第一に考えてつくった壁材なのです。

アレルギーだから、
​カビや結露はイヤ!!
→湿気を吸って、吐き出して
お部屋の空気、いつもサラサラ。
カビ、結露も抑えてくれる。
シラス壁の吸放湿機能

■調湿機能:湿度を調整して省エネを実現

室内の湿気を調整するのがシラス壁の特徴。室内の湿度に応じて湿気を吸湿・放湿し、オールシーズン快適に。ジメジメと暑い夏でも、室内の空気はサラリ。エアコンの使用も抑えられるので光熱費の節約に貢献し、結露の発生も抑制。乾燥しがちな冬でも、室内の空気を適度な湿度に保ちます。

​壁材も自然がイチバン。
だって落ち着くもの。
家の中でも美味しい空気
​こんなのムリ?
→素材は自然、そのまんま
主原料は、火山灰(シラス)で人にも地球にもやさしいです。マイナスイオンも出ちゃいます。高原のような美味しい空気を放出。リラックスできます。自然素材の為、色に違いがでます。
ジャングルの滝

■マイナスイオン:シラス内装壁材のマイナスイオンとは

シラス主成分の珪酸塩鉱物は、液体や気体の介在を契機として遊離
イオンを放出し、空気中の水分子に誘引されて、室内の陰イオン濃度
を高める効果を持っています。

The Difference

​-「中霧島壁」と珪藻土の違いは?-

「中霧島壁は"珪藻土"?」・・・・・・ではありません。
"火山灰シラス"を活用した土壁です。このシラス粒子は、多孔質構造で、これにより消臭、調湿効果をもたらします。
珪藻土も同様の効果を持ち合わせていますが、当社のシラス壁材は、材料精製時に二次焼成せず、多孔質シラスをそのままの形で材料化しているため(特許取得済み)、珪藻土をさらに上回る効果があるのです。
これは実験データでも証明されています。
また、下記の比較表もご参照下さい。

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